デザインとコピーライティング

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twilight

このイラストレーションは2004年頃、まだ私がTMCreationのネームを使い始めたぐらいの時に、自分の為に制作したものです。ちょうど今日パソコン内の古いデータを整理していたらポロっと出て来ました。どこからこのような町のレイアウト・配置のアイデアが出てきたか今となっては覚えていないのですが、7年経った今でも自分が好きな色褪せないデザインの一つです。配色も好きですが、何というか全体の雰囲気が好きですね。私はグラフィックデザインを勉強する前から、常に景色や物が水面で反射している情景が大好きでした!

city今回はこのイラストを使って、「デザイン」と「コピーライティング」の関係がこのイラスト上で、どのように相互リンクしているのかを簡単に説明しようと思います。

上のイラストにある「Our design will give light to your ideas.」の意味は「私たちのデザインが、あなたが考えているアイデアを形にします」という意味です。しかしそれを逆に英語訳に直してみてください。「Our design will give light to your ideas.」にはならないんですよね。

ここに上手なコピーライティングのコツがあると思います。直接的ではなく、あえて別の対象物をコピーの中に入れ比喩的な表現をする事で、文章に深みが生まれます。そしてそのコピーが上のイラストのような【明け方】の町の景観の上に乗っかると、「あぁ、なるほど・・」となります。つまり明け方の太陽が夜には見えなかった町の全貌を明らかにすると言う事ですね。

私がデザインをする上で常に心がけているアプローチとして、『お客さんが求めているデザインはお客さんが既に知っている』という考え方があります。この知っているという事は、デザインが、まだアイデア・コンセプトでとどまっていて、形になっていない段階にあるという状態を指しますが、逆に言うと足りないのは「形になっていない」という事だけなんですね。言葉で抽象的には表現できても、それを目に見える形では表すことが難しい。だからデザイナーの存在が必要になるのかなと思います。

デザイナーが形にならない言葉の表現をビジュアル化していくんですね。何かがあるのにあたりが暗いが為に、その姿、形が見えない。しかしそこに光が差し込んでくると、その光によってその何かの存在が明確になります。その光がこのデザイン上のコピーの「私たちのデザイン」に置き換わり、求めているデザインというのが、「your ideas」になります。 それで「Our design will give light to your ideas.」と収まるわけですね。  なるほど・・・。

編集者とデザイナーについて

TMCreationは主にCI(コーポレートアイデンティティ)制作を手がける丸山利広氏によって運営されています。同氏はコンセプトをビジュアル化する表現を得意とする一方、営業とマーケティングをバックグラウンドに持つウェブデザイナー・ディレクターです。現在はオーストラリアクイーンランド州のゴールドコーストに拠点を移し、同国と日本の顧客のウェブサイト開発を担当しています。

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